ゆる薬です。
皆さんは投資経験は何年くらいありますでしょうか?
投資経験が長い方はコロナショックやリーマンショックを
経験された方もいらっしゃるかと思います。
かく言う私は8月5日に高配当株投資を初めて初の暴落を経験しました。
暴落を経験して感じたことを記録していこうと思います。
8月5日に暴落発生
8月5日に日経平均が12.8%下がる暴落がありました。
2024年から高配当株投資を開始した初心者の私には初の暴落でしたので
その日にどう行動したか、良かったことや改善すべきだったことを書いていきます。
暴落時の行動
結論、暴落当日は以前からチェックしていた銘柄の購入や、
今まで購入していた銘柄を買い増しすることでポートフォリオを安定させることができました。
ただ、15時過ぎてから選定した銘柄は翌日大きく反発したため
期待した利回りで購入することができず、思ったよりも割高での購入になってしまいました。
暴落時の心境
実は、8/2に少し株価が下がっていたため、
SBI証券のS株制度を利用して数銘柄、8/5寄付で買い注文していました。
8/5開始になって株価が下がっていく中、前日から先物も下がっていたのがわかっていたのだから
せめて後場寄付になるように注文すればよかったなと若干後悔しましたが、
こういった相場では最安でなくても買えたかどうかが重要!と考え直しました。
その後も株価の低下が続いていたため、持っている銘柄や新しい銘柄の追加購入を検討し始めました。
自分なりに業績や財務状況が健全な銘柄を選んで購入していたため、持ち株の下落による不安はなく
むしろ今回のような暴落のためにキャッシュを厚く持っていたため
「今使わないでいつ使うんだ!」という気持ちでした。
良かった点
キャッシュを厚めに持てていた
キャッシュを厚く持っていたことで買うことに意識を向けられたのは良かったと感じます。
私は不安なときにじっとできないタイプなので
もし投資余力がなかったら売るしか選択肢がないため
暴落時にストレスに耐えきれず狼狽売りをしてしまったかもしれません。
以前から監視していた銘柄が目標利回りに到達したため購入することができた
8/2に株価が下がっていたこともあり、目標利回りに到達するか
監視している銘柄を増やしていたところでの暴落だったため
そこまで不安にならずに購入することができました。
ポートフォリオの調整に役立った
以前までは景気敏感株の割合が高めで、ディフェンシブ株の多くを
サービス業が占めているような状態でした。
今回の暴落時にガス、陸運、倉庫、水産、情報通信の銘柄を購入することで
ディフェンシブ株のセクター分散がだいぶ改善しました。
反省点
低利回り銘柄のチェックが甘かった
今までは3.5%以上の銘柄についてチェックしていたため
財務優良で増配も安定して行ってくれるが、低利回りである銘柄が
利回り3%台にのったタイミングで購入することができませんでした。
仮に毎年10%増配してくれる銘柄でしたら
2,3年待っていれば簿価利回り上だと目標利回りに到達しますからね…
以前までのポートフォリオのバランスが悪かった
以前までのポートフォリをで景気敏感株の割合が50%近くあり、
このまま景気敏感株を買い進めていくとリスクが高くなってしまうため買うに買えない状態でした。
特に商社系や銀行株はまだ持っていなかったため買い逃してしまったと感じます。
日頃からディフェンシブ株の割合を高めておき、
暴落や不況が来たときに景気敏感株を購入できるように
ポートフォリオを調整する必要があると感じました。
大型株をあまり買えなかった
ポートフォリオのバランスが悪かったのもあって、大型株をあまりチェックできていなかったです。
中小型株と違い、大型株は割安になるタイミングが限られてくるので
暴落時に優先度を上げて買っておけばよかったと感じました。
大引けまでに注文ができず、翌日反発してしまった
前の2つにもつながることですが、銘柄のチェックが甘かったことや、
翌日もそこまで反発せんやろ~と思って大引けまでに注文できなかったのが悔やまれます。
泣く泣く日経先物が上がっているのを見ながら銘柄を選定し注文をいれる他なかったです。
なんやかんやあって現在は全戻ししたから良いものの、
買った翌日にまた大幅に下がっていたら地獄でした…
今後の行動指針
ポートフォリオのバランスを整える
割安なディフェンシブ株があれば、
ポートフォリオ全体からの配当割合が1.5%程度になるように買い増し。
特に私のポートフォリオだと医薬品セクターの割合が低いので、
割安な銘柄が出てきたタイミングで積極的に購入していきたいです。
銘柄選定の対象拡大
今は低利回りの銘柄に関しても、暴落時に購入できるようにチェックしていこうと思います。
SBIのアプリに利回り3%、3.25%、3.5%、3.75%になったら購入する銘柄をそれぞれリストアップ
しておき、利回りを超えるようなら購入していこうと思います。
購入する場合、ポートフォリオ全体からの配当割合がディフェンシブ株は1.5%、景気敏感株は1%
になるように購入し、買い増しの余力を残しておきます。
暴落中は楽天証券の単元未満株制度を活用する
今、私はSBI証券メインで日本株を購入しています。
SBI証券の単元未満株制度(S株)は楽天証券より取扱銘柄が多いものの、
リアルタイム取引に対応していないです。
暴落時のような価格が大きく変動している際は、
利回りが目標に到達した今の価格で購入したいのに
約定までの時間差で結局価格がかなり戻ってしまった。
なんてこともリスクとして考えられます。(それでも買えたことが重要ですが)
楽天証券は単元未満株(かぶミニ®)の取り扱い銘柄数はSBI証券よりは少ないですが、
リアルタイム取引に対応しています。
暴落時には楽天証券の単元未満株制度を活用していこうと思います。
コメント